王は姫の誕生をとても喜んで、その国にいた仙女たちも招待しました。
6人の仙女たちは、ひとりは美徳を、ふたりめは美しさを、そして残りの者たちもみんなこの世のすばらしいものを贈りました。
けれど7番目にあらわれた仙女のぶんの食器がなかったため、王女様は15の歳につむに刺され命をおとすだろうという恐ろしい予言をうけました。
そのとき、仙女のひとりがまだ祝福をいっていなかったので、やさしくこう言いました。
それは死ではなく、ただ100年の深い眠りに落ちることにいたしましょう、と。
*ほんらい6枚セットのボン・マルシェカード。古紙を模した装丁がお気に入り。
仙女の髪飾りと衣装ですが、ひとりひとりデザイン違いなので見ていてとても楽しいです。
その昔、子宝に恵まれなかった王様とおきさきにかわいい王女様がお生まれになり、盛大な誕生祝いがひらかれました。