眠れる森の美女

-・糸紡ぎの塔・-


美しく成長したお姫さまが音のする塔へのぼっていき扉をあけると、不思議なお婆さんが麻糸を紡いでいました。

姫はお婆さんが気に入ってお話をしたりしました。

そして、自分も一度糸を紡いでみたいと言ってお婆さんからつむを受け取りました。

ところがつむにさわったとたん、姫はつむで指を刺してしまいました。

そしてすぐに深い眠りに落ちました。

姫とおなじように、城ではたらいていたひとびとも眠っていきます。

誰もがしずかな眠りにつくと、いばらがまるで城をかくすようにおおいつくしました。



*編み物を教えてもらいたくなる、優しそうなお婆さま。ちょこんとすわっている黒猫も可愛いです。

物語では緊張ただようシーンなのですが、あたたかな部屋の雰囲気が感じられてきませんか…?

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